作業現場で気をつけたいご近所への配慮

東京でもニュータウン建設や新規事業を興す企業様のオフィス移転など、様々な作業現場があります。
臨機応変な対応が求められる作業現場で荷揚げや重機搬入をスムーズに行うには、ご近所への配慮が欠かせません。

 

■安全確認の徹底

言うまでもないことではありますが、建設・建築作業現場においての安全管理は必須事項です。
特に大がかりな重機を手配する場合や大量の荷揚げ作業が必要な現場では徹底しすぎるということはありません。
東京の中でも古くから建っている家が多いエリアでは、道幅が狭く入り組んでいる場所も多いため、現場の作業員が安全に対する意識を持つだけでなく、チームワークの取れるアルバイトスタッフを活用するなど職人や監督者が安全管理に集中できる環境が必要です。

 

■環境への影響

建設・建築現場とご近所の住民とのトラブルで良くあるのが、環境配慮の問題です。
例えば、戸建ての家やオフィスビルを建て替え・リフォーム・リノベーションするような作業現場では、相当の粉じん対策が必要となります。極端な事例ではありますが、東京都内でも昭和40~50年代に施工された建物の中には、アスベストが使用されているものが多く、東京都も総数が把握しきれていない現状があります。
そういったことを考えると現場作業員はもちろん、ご近所に対する環境配慮は慎重に行う必要があるのではないでしょうか?

 

■休憩・喫煙所の設置

荷揚げ作業員は力自慢の方も多く、そういったスタッフが現場にいると頼もしい限りです。
しかし、ご近所に小中学校や保育園・幼稚園がある場合にご近所で見知らぬ屈強な男性が増えると、不安に思う方がいないとも限りません。
ご近所に不安を与えないために、作業員同士やご近所への日常的な挨拶、休憩所や喫煙所の憩いの場を表から見えない位置に設置するといった配慮もちょっとした気配りの1つです。

 

最近は人件費の問題から、建設・建築現場においても人材サービスを利用される企業様が増えてきました。
しかし、荷揚げやその他軽微な作業でのちょっとしたマナーが原因で、ご近所とのトラブルに発展してしまうのは非常に残念なことです。
企業のブランド力や顧客満足度の高いサービスを提供する上でも、押さえておきたいポイントです。